応接室・会議室の席次
お客様を案内するとき、部屋のどの席をすすめればよいかがわからないようでは、「接客」になりません。
お客様は遠慮して、下座に座ってしまうかもしれません。応接室や会議室のレイアウトは様々ですが、各ページの基本を覚えれば迷うことはないでしょう。
一般に「出入り口から遠いところが上席」「出入り口に近いところが末席」と原則を覚えておきましょう。
入り口の近くは人の出入りで落ち着かず、冬は寒いからです。
和室では床の間、洋室では暖炉や絵画を飾った壁面が上席の目安となります。
しかし、乗り物では「相手の好み」がありますので、その場の状況に応じて臨機応変に対応することもポイント。
「上司やお客様に礼を尽くして、快適に過ごしていただくこと」を大前提として考えればよいでしょう。