相手の姿が見えなくなるまで

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接待が終了して、お客さんをお見送りするときは、お客さんがタクシーに乗り込んで車が発車するまで、しっかりと見届けましょう。
乗車の時は、荷物を持ってあげること、そして一言「どうかお気をつけてお帰りください。本日はありがとうございました」添えるといいでしょう。感謝の気持ちを最後まで相手に伝えます。
車のドアを閉めたら、動き出したところで一礼を忘れずに。

気軽な接待ならば、その場で散会してもかまいませんが、そのようなときでも、散会後に急に態度や言葉遣いが変わったりしないように、相手に礼を尽くすことです。
お客さんの姿が見えなくなるまで、見送ります。振り返ったら誰もいないという状態をつくらないことが大切です。

上役と一緒に見送るときは、上司や先輩の後ろに控えて見送りましょう。上司を差し置いて前で見送ることは避けます。
タクシーでも、店の玄関でも、駅の改札口でも、見送りにはお土産を渡して、すぐに下がり、お客さんと上司がスムーズに別れの挨拶ができるように配慮しましょう。そうした態度で、お客さんに「よくできた新人だな」と思ってもらえ、印象を与えられます。