電話をかけるとき(1)

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電話をかけるとき(1)

まずは用件を整理すること






電話をかける前に 電話をかけるときはいきなりかけるのはやめましょう。新入社員ですから、まだ慣れないことがあります。
 まずは、かける前に、気持ちを整理します。整理しないでいきなりかけると、無駄なことを話してしまったり、聞くべきことを忘れてしまいます。
 電話をなぜするのか、ポイントをメモ用紙にまとめます。必要な資料があれば手元に用意しましょう。
 相手の名前と部署もメモします。
 相手には、手短に適格に電話することが大切です。
 電話をする時間帯は、相手の状況によってきます。午前中が忙しい方は、午後にかける、などといった気遣いが必要です。
 長いお付き合いのあるお客様には、上司や先輩から意見を求めましょう。
 昼食時にどうしてもかけなければならないときは、「お休み時間に誠に恐れ入りますが」とか、夕方5時過ぎなど、勤務時間が終わっているときは「遅い時間に大変申しわけありませんが」と一言添えるようにするだけで、相手の印象が違ってきますよ。

電話をかけるときと、かけたあとの4つの基本
  1. 会社名と自分の名前をハッキリと告げます
    「わたくし○○社の山田と申します。いつも大変お世話になっております。恐れいりますが、△△部の鈴木部長様にお取り次ぎ願えないでしょうか」(初めてのときは「はじめまして」と一言添えるといいでしょう)


  2. 相手がでたら、挨拶して都合に配慮する
    「鈴木部長様ですか。こちら○○社の山田でございます。いつも大変お世話になっております。お忙しいところ恐縮ですが、今お時間いただいてよろしいでしょうか」


  3. 返事を受けたら用件を簡潔に
    「ありがとうございます。さっそくではございますが、○○の件でご確認いただきたいのですが」


  4. 受話器の置き方
    「それでは失礼致します」と述べてから、受話器を丁寧にゆっくりと置く。くれぐれもガチャンと落とすようにしないこと。また、目上の方の場合は、相手が切ったことを確認しておくようにしましょう。


ビジネスマナー・電話応対音声ファイル MP3ファイルでサンプル音声を聴くことができます。

  1. (会社名と名前をはっきりと)
    「わたくし○○社の山田と申します。いつもお世話になっております。恐れいりますが、販売課の斎藤さまをお願いいたします」:mp3


  2. (相手が出たら、あいさつをしてから相手の都合を聞く)
    「斎藤様でいらっしゃいますか。○○社の山田です。いつもお世話になっております。いま、少々お時間いただいてよろしいでしょうか」:mp3


  3. (返事をうけたら用件を簡潔に)
    「ありがとうございます。さっそくではございますが、先日の予約の件で確認をさせていただきたいのですが」:mp3


  4. (初めての相手には簡単な自己紹介を)
    「はじめまして、わたくし先日の予約の件を担当しております○○社営業部の山田と申します。どうぞよろしくお願いいたします」:mp3
ナレーション・中村クーミン(紹介サイト・花言葉事典)






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